Claude Code v2.1.163 リリース
claude-code v2.1.163
概要
Claude Code v2.1.163では、管理設定による版管理機能の追加、プラグイン管理コマンドの実装、マークダウンコピー機能の追加など、複数の新機能が加わりました。同時に、バージョン更新時のセッション維持、Bashコマンド実行時の各種エラー修正、ファイルシステムのアクセス制御に関する不具合修正など、安定性と信頼性を大きく向上させる改善が含まれています。また、UIの改善やバックグラウンドセッション管理の強化により、全体的な使い勝手が向上しました。
何が変わったか
- ・requiredMinimumVersion と requiredMaximumVersion の管理設定を追加 — Claude Code は許可された範囲外のバージョンであれば起動を拒否し、承認されたバージョンに誘導する
- ・/plugin list コマンドを追加してインストール済みプラグインを一覧表示可能に — --enabled/--disabled フィルターで表示を制御可能
- ・/btw に "c to copy" ショートカットを追加 — 生のマークダウン回答をクリップボードにコピーして、他の場所に貼り付けた際のフォーマットを保持
- ・Hooks機能の改善 — Stop と SubagentStop フックで hookSpecificOutput.additionalContext を返却可能にし、Claude にフィードバックを与えてターンを継続できるようにしたことで、フックエラーと見做されなくなった
- ・Skills機能に $ エスケープ構文を追加 — コマンド本体内で数字の前に リテラルな $ を含める場合に使用可能
- ・stdio MCP サーバーが --resume 時に hooks/Bash と同じ CLAUDE_CODE_SESSION_ID を受け取るようになった
- ・バックグラウンドコマンドが終了しない場合に claude -p がハング状態に陥る問題を修正 — バックグラウンドシェルは結果取得後、標準入力が閉じられてから約5秒後に停止されるようになった
- ・Bedrock/Vertex/Foundry 環境で CI=true かつ Anthropic API キーが設定されていない場合に claude -p が "ANTHROPIC_API_KEY required" エラーで失敗する問題を修正
- ・Bazel および EDR 保護下の Go ワークフロー環境で bash コマンドが失敗する問題を修正 — $TMPDIR がサンドボックス化されたコマンドのみに限定され、全コマンドに対してオーバーライドされなくなった(v2.1.154 でのリグレッション回避)
- ・Windows 上で session-env ディレクトリが読み取り専用属性を持つか OneDrive 内にある場合に Bash コマンドが "EEXIST: file already exists" エラーで失敗する問題を修正
- ・スタートアップ時に管理設定フェッチが完了した場合に、新規設定ディレクトリでの組織管理権限ルールが セッション全体で適用されない問題を修正
- ・Claude Code 更新後にバックグラウンドセッションが再接続された時に実行中のバックグラウンドタスクが失われる問題を修正
- ・エージェントビュー終了時(Esc キー押下)の画面表示のズレと数秒のハング問題を修正
- ・デスクトップアプリのバックグラウンドタスクチップで Stop をクリックしても、基盤となるプロセスが既に終了している場合にチップがクリアされない問題を修正
- ・ペースト操作の終了マーカーがターミナルでドロップされた場合にキーボード入力が永続的に無応答になる問題を修正
- ・hook の if: "Bash(...)" 条件が $() または $VAR を含むあらゆる Bash コマンドで発火していた問題を修正 — パターンがサブシェルおよびバックティック内のコマンドに対しても適切にマッチするようになった
- ・ホームディレクトリパス上のルール(例: Read(~/Desktop/**))が、$HOME を経由してそのパスを参照する Bash コマンドをブロックしていなかった問題を修正
- ・/mcp および /plugins などのパネルダイアログを閉じた後に、トランスクリプト内に余分な "(no content)" 行が残る問題を修正
- ・バックグラウンドエージェントセッションが新しい Claude Code バージョンにバックグラウンドで自動更新されるようになった — 更新後のセッション開始時にコールドリスタートを待つ必要がなくなった
- ・組み込みコマンドおよび Skills の説明を / メニューでより明確に表示するようにした
- ・サブスクリプション切り替え提案がトースト表示ではなくスタートアップアナウンスメントスロットに表示されるようになった
- ・状態グループ化ビューからディスパッチされたエージェントがエージェントビューを開いたディレクトリで セッションを開始するようになった
影響
開発者の日常的な作業では、Bazel・EDR・Windows・OneDrive など様々な環境での bash コマンド実行がより安定するため、環境依存のトラブルシューティングに費やしていた時間を削減できます。バックグラウンドセッションが自動更新されるようになったことで、バージョンアップ後の待機時間がなくなり、中断なく作業を継続可能です。/plugin list コマンドの追加やフック機能の改善により、複雑なワークフロー設定を直感的に管理できるようになりました。整理されたUIと明確な説明文により、新機能の発見と導入がスムーズになり、全体的な生産性が向上します。
対象ユーザー
Claude Code ユーザー、AI エンジニア、開発者、IT 管理者、Bazel/EDR/Windows などの複雑な環境で開発を行う組織
まとめ
企業レベルの管理機能強化と、様々な環境での実行安定性の大幅向上を実現した、信頼性重視のリリース
ソース
claude-code v2.1.163
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