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D4直前対策チートシート——プロンプト設計・信頼性・パフォーマンス(試験比率20%)【CCA Foundations対策】
2026-04-04#Claude#API#生成AI#プロンプトエンジニアリング#Claude Certified Architect

D4直前対策チートシート——プロンプト設計・信頼性・パフォーマンス(試験比率20%)【CCA Foundations対策】

試験比率20%。few-shot設計・プロンプトの明確さ・ツール説明文の品質・一貫した出力フォーマットの確保が主な出題範囲。


few-shot:「理由付き例」が曖昧ケースに効く

  • 宣言的ルール(「〜の場合は〇〇ツールを使う」)→ 明確なケースには機能する
  • 理由付きfew-shot(「なぜそちらを選ぶか」を例の中に含める)→ 曖昧ケースの推論パターンを教える
  • 一貫したフォーマットが必要な場合:詳細な指示より3〜4個のfew-shot例が効果的
  • 曖昧なツール選択が問題なら:まずツール説明文を充実させ、それでも解決しなければ理由付きfew-shotを追加
例(理由付きfew-shot):
ユーザー: 「最近購入した商品について問い合わせたい」
→ get_customerを使う
  理由: 注文番号の言及がないため、まず顧客を特定する順序が正しい

→ 詳細: エージェント信頼性の設計 / プロンプトの書き方②


明確な基準:曖昧な指示を具体的な条件に変える

曖昧な指示 具体的な基準
「コメントが正確かどうか確認する」 「コードの実装と矛盾するコメントのみフラグを立てる」
「深刻度を評価する」 「各深刻度レベルにコード例を添えた基準を定義する」
「必ず具体的な修正案を含める」 「問題点・コード箇所・具体的な修正案のフォーマット例を3つ示す」
  • 「〜してください」という指示だけでは一貫性が得られない場合、具体的な判断基準または例示に置き換える
  • 曖昧さを残すと、同じ入力に対して出力がランダムに揺れる

→ 詳細: プロンプトの書き方①


ツール説明文の設計

  • ツール選択の精度はツール説明文の品質に直結する
  • 最小限の説明(「顧客情報を取得する」)では類似ツールとの区別がつかない
  • 充実させるべき内容
    • 典型的な使用例(どんなクエリのときに使うか)
    • 入力形式と期待する値
    • 類似ツールとの使い分け(「〇〇の場合はこちら、△△の場合はget_customerを使う」)
  • ツール誤選択の最初の対処:ツール説明文を見直す(前処理分類器を作る前に)

→ 詳細: Tool Use基礎① / Tool Use応用


XMLタグの使いどころ

  • 長いプロンプトやドキュメントを渡すとき、構造を明示して混同を防ぐ
  • <instructions>, <examples>, <context>, <output_format> のように意味でタグを付ける
  • 短いプロンプトでは不要。複数のコンテンツを渡すときに効果が出る

→ 詳細: プロンプトの書き方②


一貫性を高める手法の優先順位

  1. ツール説明文を充実させる(ツール選択の問題)
  2. 明確な基準を定義する(評価・分類の問題)
  3. few-shot例を追加する(フォーマット・推論パターンの問題)
  4. プロンプトを詳細化する(ガイドラインの問題)
  • 指示だけで解決できる問題は指示で解決する
  • 指示で一貫性が得られない場合は例示(few-shot)に切り替える
  • CLAUDE.mdのような永続的な設定に入れると全セッションで効く

system prompt vs CLAUDE.md vs Skills

手法 適用範囲 使いどころ
システムプロンプト そのAPIコールのみ APIアプリケーションのペルソナ・ルール
CLAUDE.md 全セッション(プロジェクト共通) コーディング規約・常時有効なガイドライン
Skills(オンデマンド) 呼び出したときのみ PR review・デプロイ手順など特定タスク
.claude/rules/(glob) 該当ファイル編集時 ファイルタイプ別の規約

常時適用 → CLAUDE.md、タスク時のみ → Skillsが基本の切り分け

→ 詳細: カスタムコマンド・スキル・MCP・GitHub連携


よくある誤解まとめ

誤解 実際
指示を詳細にすれば必ずフォーマットが揃う 詳細な指示より3〜4個のfew-shot例のほうが一貫性が高い
ツール選択が不安定なら前処理分類器を作る まずツール説明文を充実させる(低コストで直接効果がある)
「必ず〜を含めること」と書けば含まれる 含まれないときはfew-shotで形式を示す
「正確であること」という指示で精度が上がる 「どのケースがフラグ対象か」の具体的な基準が必要
宣言的なルールでも曖昧なケースは処理できる 曖昧ケースには推論過程を示す理由付きfew-shotが必要