claude-agent-sdk-python v0.1.70 リリース
claude-agent-sdk-python v0.1.70
概要
このバージョンは、MCPツール結果の喪失問題とTrio非同期処理の崩壊問題という2つの重大なバグを修正するリリースです。MCPの依存関係をバージョン1.19.0以上に引き上げることで、ツールハンドラーからの戻り値が正しく処理されないという潜在的なデータロス問題を解決しました。また、query()イテレーションの早期キャンセル時に発生していたRuntimeErrorを修正し、stderrリーダーの実装方式を改善しました。さらにバンドルされたClaude CLIも2.1.122にアップデートされています。
何が変わったか
- ・MCP依存関係の最小バージョンを1.19.0以上に引き上げ:旧バージョンのMCPがSDK MCPツールハンドラーからのCallToolResult戻り値を誤ってハンドルし、モデルが実際のツール出力ではなく検証エラーblobを受け取る問題を解決
- ・Trio nursery破損エラーの修正:options.stderrが設定されている状態でquery()イテレーションを途中で抜けた時の『RuntimeError: Nursery stack corrupted』エラーを修正
- ・stderrリーダーの実装改善:手動でのタスクグループ管理からspawn_detached()の使用に変更し、読み込みループと同じアプローチに統一して非同期処理の安定性を向上
- ・バンドルされたClaude CLIをバージョン2.1.122に更新
影響
開発者はMCP依存関係の互換性について懸念することなく、より安全にツール実装を進められるようになります。特にリアルタイムストリーミングやキャンセル可能な長時間実行クエリを扱う場合、予期しないランタイムエラーが減少し、デバッグに費やす時間が削減されます。
対象ユーザー
Claude SDKユーザー・AIエンジニア・MCPツール開発者・エージェント実装開発者
まとめ
MCPツール処理と非同期キャンセル処理の信頼性を高める重要なバグ修正リリース
ソース
claude-agent-sdk-python v0.1.70
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