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【Claude Code基本操作 #5】CLAUDE.mdとは?プロジェクトにルールを設定する
2026-03-16#Claude Code#AI#CLAUDE.md

【Claude Code基本操作 #5】CLAUDE.mdとは?プロジェクトにルールを設定する

Claude Codeに毎回同じことを説明していないだろうか。

「このプロジェクトはNext.jsで、TypeScriptを使っていて、コミットメッセージは日本語で……」——そういう前提をセッションのたびに伝えるのは無駄だ。CLAUDE.mdに書いておけば、Claude Codeは起動するたびに自動で読んでくれる。


CLAUDE.mdとは

プロジェクトのルートに置く Markdownファイル で、Claude Codeへの「常時有効な指示書」として機能する。

  • セッションを開くたびに自動で読み込まれる
  • 技術スタック・ルール・禁止事項などを書いておける
  • Gitで管理できるのでチームで共有できる

スキル(.claude/commands/)が「コマンドの定義」なら、CLAUDE.mdは「前提知識と行動規範の定義」だ。


作り方

/init で自動生成する

/init をすでに第2回で紹介した。実行するとプロジェクトのコードを読んでCLAUDE.mdを自動生成してくれる。

詳細は → 【#2】Claude Codeのインストールと最初の起動・基本的な使い方

自動生成されたものはあくまで出発点。中身を読んで、不要な部分を削り、足りない部分を足すのが基本の使い方だ。

手書きで作る

プロジェクトルートに CLAUDE.md というファイルを作るだけでいい。

touch CLAUDE.md

中身はMarkdownで自由に書ける。


何を書くか

必ずこれを書かなければいけない、というルールはない。ただ実際に役立つのは以下の内容だ。

技術スタック

## 技術スタック

- フレームワーク: Next.js 15(App Router)
- 言語: TypeScript
- スタイル: Tailwind CSS
- デプロイ: Vercel

毎回「このプロジェクトは〜」と説明しなくて済む。

コーディング規約

## コーディング規約

- コンポーネントはすべて関数コンポーネントで書く
- `any` 型の使用禁止
- コメントは日本語で書く

チーム開発なら「暗黙のルール」をここに明文化しておくと、Claude Codeの出力がブレなくなる。

よく使うコマンド

## よく使うコマンド

- 開発サーバー起動: `npm run dev`
- ビルド: `npm run build`
- デプロイ: `git push origin main`(Vercelが自動デプロイ)

「このプロジェクトのビルドコマンドは?」と聞かれなくなる。

やってはいけないこと

## 禁止事項

- `npm run build` を勝手に実行しない
- `.env` ファイルを編集しない
- `main` ブランチに直接プッシュしない

Claude Codeが暴走しやすい操作を事前に制限できる。これは特に重要だ。


階層構造

CLAUDE.mdはプロジェクトルートだけでなく、サブディレクトリにも置ける

project/
├── CLAUDE.md          ← プロジェクト全体のルール
├── app/
│   └── CLAUDE.md      ← app/ 以下に特有のルール
└── scripts/
    └── CLAUDE.md      ← scripts/ 以下に特有のルール

サブディレクトリのCLAUDE.mdは、そのディレクトリ配下を操作するときに追加で読み込まれる。フロントエンドとバックエンドでルールが異なる場合などに使える。


育て方

最初から完璧なCLAUDE.mdを書こうとしなくていい。

使いながら「また同じ説明をした」と気づいたタイミングで追記していく。そのサイクルが一番自然だ。

Claude Codeに「この説明をCLAUDE.mdに追加して」と頼めば、自分で書かなくても更新してくれる。会話の中で生まれたルールをそのままCLAUDE.mdに育てていくイメージで使うといい。


まとめ

項目 内容
場所 プロジェクトルート(またはサブディレクトリ)
作り方 /init で自動生成 or 手書き
何を書くか 技術スタック・規約・コマンド・禁止事項
管理方法 Gitでコミット、チームで共有

CLAUDE.mdがあるプロジェクトとないプロジェクトでは、Claude Codeの出力の精度が変わってくる。最初は数行でも、書いておくだけで効果がある。


【#4】スキル(/コマンド)の使い方と自作方法【#6】ディレクトリ構成とClaude Codeの関係