
【Claude Code基本操作 #4】スキル(/コマンド)の使い方と自作方法
Claude Codeを使っていると、同じ手順を何度も繰り返していることに気づく。
「コミットメッセージを考えて」「この記事を書いて」「ダイジェストを作成して」——毎回同じ指示を打つのは無駄だ。スキルを使えば /commit の一打で済む。
スキルとは
スキルは Claude Code に登録した 再利用可能なプロンプト のことだ。
/ を打つだけで利用可能なスキル一覧が表示される。組み込みのものもあれば、自分で作ったものも並ぶ。
組み込みスキル
Claude Code にはじめから入っているスキルを押さえておく。
/help
使えるコマンドと操作方法の一覧を表示する。迷ったらまずここ。
/clear
現在のコンテキスト(会話履歴)をリセットする。別のタスクに切り替えるときや、トークン消費が増えてきたタイミングで使う。
/cost
現在のセッションで使ったトークン数とコストを表示する。どのくらい使っているか把握したいときに便利。
/compact
コンテキストを圧縮して要約する。長いセッションで会話が増えてきたとき、コンテキストを保ちつつトークン消費を抑えられる。
/init
プロジェクトのルートに CLAUDE.md を生成する。リポジトリの構造を読み取って、Claude Code 向けの設定ファイルを自動で作ってくれる。詳しくは第5回で扱う。
カスタムスキルの作り方
自分でスキルを作るには、.claude/commands/ にMarkdownファイルを置くだけでいい。
.claude/
└── commands/
├── commit.md # /commit として呼び出せる
├── blog-post.md # /blog-post として呼び出せる
└── aws-digest.md # /aws-digest として呼び出せる
ファイル名がそのままコマンド名になる。
方法A: 最初からスキルとして設計する
やりたいことが明確な場合は、最初からプロンプトを書いてスキルにする。
# コミットスキル
以下の手順でコミットしてください:
1. git status で変更内容を確認
2. 変更内容に合ったメッセージを作成
3. git add して git commit する
方法B: やった作業をあとからスキルにまとめる
こちらの方が実践的な使い方だ。
一度 Claude Code に手順をやってもらったあと、「この作業をスキルにして」と頼むだけでいい。Claude Code がその手順を .claude/commands/ にまとめてくれる。
たとえばこのブログで使っている /blog-post は、最初に「ブログ記事を作って」という作業を一緒にやってみて、その流れをそのままスキルに落とし込んだものだ。
この作業の流れを /blog-post スキルとして .claude/commands/ に保存して
これだけで次回から /blog-post で同じ作業が再現できる。
スキルの使いどころ
スキルが特に効果を発揮するのは以下のような場面だ。
繰り返す作業
コミット、PRレビュー、定型レポートの作成など。毎回同じ手順を踏む作業はスキルにする候補。
チームで共有する.claude/commands/ はGitで管理できるので、チーム全員が同じスキルを使える。「うちのチームのコミット規則」をスキルにしてリポジトリに入れておけば、誰でも同じ品質で作業できる。
使いながら育てる
最初から完璧なスキルを作る必要はない。使うたびに「こういうケースも加えて」と育てていけばいい。Claude Code 自身がスキルを改善してくれる。
まとめ
/を打てばスキル一覧が出る- 組み込みスキルは
/help/clear/cost/compact/init - カスタムスキルは
.claude/commands/にMarkdownを置くだけ - 「やった作業をスキルにして」と頼めば Claude Code が書いてくれる
- スキルはGitで管理してチーム共有できる