claude-agent-sdk-typescript v0.3.142 リリース
claude-agent-sdk-typescript v0.3.142
概要
このバージョンは複数の重要な破壊的変更を含むメジャーアップデートです。v2セッションAPI(unstable_v2_createSession、unstable_v2_resumeSession、unstable_v2_promptなど)が完全に削除され、query()メソッドへの統一が進められました。MCPサーバーの接続がデフォルトでバックグラウンド化され、セッションの開始が迅速化される一方、HeadlessおよびSDKセッションではタスク管理ツール(TaskCreate/TaskUpdate/TaskGet/TaskList)がTodoWriteに置き換わりました。さらに、request_id、subagent_type、task_descriptionなどのメタデータがSDKメッセージタイプとタスクシステムイベントに新たに追加され、リモートトランスポートの接続切断時のエラーハンドリングが改善されました。
何が変わったか
- ・破壊的変更:v2セッションAPI(unstable_v2_createSession、unstable_v2_resumeSession、unstable_v2_prompt、SDKSession、SDKSessionOptions)が完全に削除されました。これらのAPIは0.2.133以降非推奨でした。代わりにquery()メソッドを使用し、マルチターン会話ではAsyncIterable<SDKUserMessage>を渡すか、options.resumeオプションでセッションを継続してください。
- ・破壊的変更:MCPサーバーはデフォルトでバックグラウンドで接続するようになり、セッションが即座に開始され、遅いサーバーはinit時点でstatus: 'pending'として報告されるようになります。旧動作(最初のクエリ前に最大5秒待機)を復元するにはMCP_CONNECTION_NONBLOCKING=0環境変数を設定するか、サーバーにalwaysLoad: trueを設定して第1ターンで必須としてください。
- ・破壊的変更:HeadlessおよびSDKセッションで、タスク管理ツールがTodoWriteから新しいTask API(TaskCreate、TaskUpdate、TaskGet、TaskList)に変更されました。TodoWriteは0.2.136以降非推奨でした。ツール利用者は、スナップショットリストを置き換える方式から、タスクIDで蓄積する方式に変更してください。
- ・新機能:request_id、subagent_type、task_descriptionがSDKメッセージタイプとタスクシステムイベントに新たに表示されるようになりました。
- ・改善:Headless --sdk-urlセッションで、リモートトランスポートが永続的に切断された場合(401/403/404またはWS永続クローズ)に、サイレント終了の代わりに標準エラー出力に診断情報を付けて0以外のコードで終了するようになりました。
影響
既存のv2セッションAPIを使用しているコードは完全に書き直す必要があり、移行作業が必須となります。MCPサーバーの接続タイミングの変更により、依存するサーバーの初期化タイミングを考慮した実装の見直しが必要です。TodoWriteからTask APIへの移行により、タスク管理ロジックの大幅な再構築が要求されます。一方、これらの変更が完了すれば、APIの複雑性が低減し、長期的な開発効率が向上します。
対象ユーザー
Claude CodeユーザーAIエンジニアTypeScript開発者エージェント開発者MCPサーバー運用者
まとめ
重要な構造的改善とAPIの統一化を実現する、マイグレーションが必須の大型アップデート
ソース
claude-agent-sdk-typescript v0.3.142
元の記事を読む →